汚部屋卒業までの道(8) 靴箱大改革。
この『汚部屋卒業までの道』は、汚部屋から卒業するまでの2012年〜2017年くらいまでのことを、当時の写真や記録などを見ながら思い出して書いています。
記録や記憶が曖昧なところもあり時系列がおかしくなったりしますが、緩く見ていただけると幸いです…
前回のお話はこちら。
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賃貸な我が家の靴箱は、幅はそこそこありますが、奥行きがちょっと(だいぶ)狭めです。
その奥行き、内寸で27.5cmしかありません。
我が家で一番大きな靴のサイズは夫の靴で、表記寸法で25cmくらい。
数字だけ見ると入りそうなもんですが…
靴って外寸は実は結構大きくて、25cmの靴も外寸は28cmくらいあります。
ということは。
この靴箱に靴をまっすぐ入れると扉が閉まらないのです。
棚板の高さは可変式で、板を奥から手前斜めにも設置できるようなつくりになっているので、寸法の長い靴はそうやって奥行きを稼げ、ということだと思うのですが、
斜めにするとそれはそれで使いづらいんですよね…
そんなヒトクセある我が家の靴箱、汚部屋脱出前はそれはそれはカオスで。
実はほとんど履いていないという靴も多く、
(特にサイズアウトしたムスメの靴がたくさん)
ブーツは立てて収納するスペースが確保できなかったため横倒しになってるし、
夫のギリギリ縦に収まらない靴は斜めに入れていて、
扉をぎゅっ!と閉めてしまえば見えないからいい!と
開けたらトンデモナイけど仕方ないと諦めていました。
使い勝手の悪さは見て見ぬふりをしていましたが、色々片付けていくと、そういう些細なところが気になり出します。
というわけで靴箱大改革!
我が家の靴箱大掃除と大改革の中身とは
やったことは単純で
- サイズアウトした靴、しばらく履いていない靴の処分
- ビーチサンダルなど1段の高さを使うにはもったいない履物はボックスにまとめて立てて収納
- ブーツや長靴はちゃんと立てて収納
といったところ。
でもだいぶ実用的になりました。
靴箱上半分
靴箱下半分
我が家の靴箱には靴のほかに、
DIYグッズや子供の外遊び道具、
折り畳み傘、
自転車の補修パーツ
など、玄関で使うものも収納しています。
が、収納用品を揃えたりはしていなかったこともあり、見た目も中身もごっちゃごちゃ。
我が家でほかの場所で使っていた無印のポリプロピレンメイクボックスを総動員して、なんとかカテゴリごとにまとめました。
扉も思い切って外し、カーテンにしました。
靴箱の化粧板に穴は開けられないためカーテンレールは設置できず、カーテン素材を上から垂らして上だけ両面テープで留めています。
扉を外したのは、靴が引っかかる問題もあったんですが、もう一つ問題があって。
そもそも玄関のたたきが狭いのに天井付近まで上下分割ナシの扉のため、靴を出し入れするのにいちいちたたきの真ん中に立たないと扉が開けられないんです。
しかも扉を両側全開すると、玄関照明の位置の兼ね合いで暗くて靴箱の中身が見えません。
サイズ感としてはこんな↓
幅110cm、奥行き90cmのたたきに靴箱をドンと置いている感じです。
元々の不精に加えてこの使い勝手のおかげで扉の開閉が面倒になり、靴が出しっぱなしになり、更に出しっぱなしの靴が扉の下フチに引っかかって扉が開かずまたイライラ…
のエンドレスだったので…
もういっそ外してしまえ!と。
賃貸なので外した扉も金具もこればっかりはもちろん捨てられないので、ちょっとはみ出てますが寝室に隠してあります。
そんなかんじで勢いで靴箱の扉を外してしまってから数年経ちますが…
これがラクチンすぎて、扉を戻す気には全くなりません。笑
カーテンをめくれば、たたきに出なくても靴の出し入れができる!
なんて無精者な我が家向き!
扉の開閉ひとつであんなにイライラしていたのに。
更にイイコトがもうひとつ。
これはあとから気付いたことですが、布1枚吊るしているだけなので湿気もニオイも籠もりません。
見た目が格好いいとか、扉に姿見が付いていて全身が見られるとか、扉があることで何か利点があれば別ですが…
我が家の靴箱の扉はベージュののっぺりした板がくっついてるだけだったので、外した方がかえって玄関も明るくなりました。
私も夫ももともと靴持ちではなく靴が少ないので、道具入れと併用という荒業ができたのかもしれませんが、靴箱に靴以外の者があってもいいのだ!
『靴箱は靴をしまう場所』とか、『靴箱の扉は外すもんじゃない』とか、そういう固定概念を捨てると収納スペースも広がって家が住みやすくなるのかもしれません。
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