汚部屋卒業までの道(3) 片付けのテコ入れには人を呼ぶのが早かった話。
この『汚部屋卒業までの道』は、汚部屋から卒業するまでの2012年〜2017年くらいまでのことを、当時の写真や記録などを見ながら思い出して書いています。
記録や記憶が曖昧なところもあり時系列がおかしくなったりしますが、緩く見ていただけると幸いです…
大量の本と本棚、食器棚を処分した我が家。
これでムスメの学習机計画、前進前進!
と思ったのも束の間。
ここで大きなミッションが舞い込んできました。
前回のお話はこちら。
汚部屋卒業までの道おまとめページはこちらから。
さて。
それは2013年、ムスメが保育園年長の1月半ばのこと。
ある日唐突にムスメが
『○○ちゃんたち(お友達)とバレンタインチョコを作りたい!』
と言い出したのです…
え?
ここで我が家の事情を説明すると、
夫は当時病気で休職していたんですが、休職するまでムスメは認証保育園に通っていました。
認証保育園とは東京都独自の基準をクリアした保育施設のことで、都の認可を受けていますが運営は民間の会社、故に保育料はなかなかの額。
(認可保育園に入れなかったため致し方なく)
(補助金がない時代です)
が、夫が休職して高額な保育料を払っていくことができず、やむなく退園することとなり…
でもその保育園、先生、お友達、みんな大好きだったムスメ。
辞めるときは(辞めた後も)散々泣かれました。
その後、枠が1つだけ空いたとのことで認可保育園に入れてもらうことはできたものの、その時既に年長だったこともあって馴染むことも難しく、以前の保育園のお友達とたまに遊ぶのがムスメの癒しとなっていて。
そんな事情があった中でのムスメの要望。
叶えてあげたい。
でも、(現在進行形で汚部屋の)ウチで…?
当時の我が家は本棚と食器棚がなくなっただけで、脱汚部屋というにはまだまだ。
モノだらけであることには変わりありませんでした。
リビングもキッチンも洗面所も廊下も寝室もモノで溢れかえり、そこここにモノの山ができていました。
リビングは更にムスメの遊び場を兼ねていたので、オモチャがとっ散らかり、おままごとキッチンの上でさえもオモチャでてんこ盛り状態。
大惨事なのでモノクロで失礼します。笑
とは言え、ムスメが言い出した以上共働き世帯のヨソ様のお宅を借りるわけにも行きません。
やるしかありませんでした。
汚部屋住民が人を呼ぶために部屋を猛スピードで片づけた話
その時に私がしたことは、とにかく足元に散らかっているあらゆるモノを片っ端から紙袋に突っ込み、寝室に押し込むという暴挙。笑
入りきらないものはお風呂場に入れて扉を閉める!
お風呂場って来客の人が一番開けないから。笑
片付け術なんてものではありません。
ただの寄せ集め押し込み術です。
でもリビングを開放するにはそうするしかなかったんです。
ムリヤリでしたが、なんとか無事ミッションは完遂!
部屋の写真はムスメとお友達がみっちり写っていたので、代わりにムスメが作ったチョコレートの写真で失礼します。
ムスメも楽しんでくれたみたいだし、メデタシメデタシ…?
でもそれって本当の意味で片付いてないよね?
そうなんです。
ぱっと見は片付いたように見えても何かを処分したり収納したわけではなく、言ってみれば右のモノを左に動かしただけ。
何の根本解決にもなっていません。
でも。
みんなが帰宅した後、寝室の扉を開け、山積みになったモノを見て思いました。
スッキリした部屋にするにはこれだけのモノをなくさなければいけないんだな、と。
それに気付けただけでも、たぶん当時の私には前進だったと思います。
というのも、書籍と食器棚をなくしたまではいいですが、その次に何をしたらいいかイマイチ見えていなかったんです。
モノが積み上がってる光景を見慣れてしまうと、何が悪いんだか全然わからないんですよね。
結局その時に寝室に山積みになったモノは、全く仕分けをしていなかったこと、そして寝室を通常営業に戻すため、少しずつリビングや廊下に出ていくわけですが、
キレイになった部屋をキープしたい!という気持ちが私に芽生えたのも確かだったようで。
なんとこの日を境に、リビングがモノだらけの酷い状態にはならなくなりました!
袋に押し込んだ色々なモノは徐々に解体して減らして。
実は今でも、部屋が荒れてきたなぁとか、ちょっと散らかりぎみ?とか、ふと思うと、○○さん(主にインテリア上手ステキハウスの住民)を家に呼ぶ!と勝手に想像(妄想)したりして。
すると、どこを見られたくないかとか、どういう風に見せたいかが一気にはっきりして掃除や片付けが進みます。
ザ、他人頼み!笑
でも片付くなら何でもいい!
ムスメが成長した今は、ムスメの友達にムスメがバカにされないようにと思って部屋を常に片付けるようにしています。
やっぱりよく言うことですが、片付け心を奮い立たせるには人を呼ぶのが一番。
片付けたい!と思ったら、ちょっとでも部屋を良く見せたいと思う人を呼んでみましょう!笑
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