汚部屋卒業までの道(6) 実は一番のカオスだった洗面所。
この『汚部屋卒業までの道』は、汚部屋から卒業するまでの2012年〜2017年くらいまでのことを、当時の写真や記録などを見ながら思い出して書いています。
記録や記憶が曖昧なところもあり時系列がおかしくなったりしますが、緩く見ていただけると幸いです…
前回のお話はこちら。
汚部屋卒業までの道おまとめページはこちらから。
改めて過去の写真を見ると我ながら萎えます。笑
さて。
リビングに関しては、
大物家具を処分して、
ムスメの机を入れ、
一見整ってきているかのように見える我が家。
でも実はリビング以外の写っていないところはどこもかしこもまだまだカオスだったのです…
トイレ、廊下、押し入れ、色々ありますが、
その代表格は、洗面所。
洗面所って、顔を洗う以外にも、
お風呂上がりに体を拭いたり、
洗濯物の漬け置きをしたり、
洗濯物を洗って干したり、
身支度を整えたり、
狭いスペースなのに様々なことをする場所で。
そのぶんモノも溜まりがち。
来客時は扉を閉めてしまえばいいと心のどこかで甘えが出るため、なかなか率先して片付けなかったのもモノが溜まる原因だったと思います。
当時の洗面所の様子が残っていました。
ちょっとひどいのでモノクロです…笑
これは洗面台の正面に置いた収納。
下の引き出し収納の容量が足りなかったので、上にカラボを無理やり乗せています。
洗濯機ラックまわりもかなりのもの。
洗面台の下は何が何やら。
仕分けも整理も、何をどうしたらいいか考えたこともなかったので、モノは隙間に突っ込むか、床に置くか、引っ掛ける。
スペースが足りないと思えば、無計画に収納(グッズ)を増やし、でも分類もできず結局押し込むのみ。
という、片付けられない典型の状態でした。
収納グッズは、これがあれば片付く『かもしれない』で増やしてはいけないんです。
片付けた今ならわかります。
まずはそこにあるモノを種類ごとに仕分け、
何をそのエリアに収納すべきか考え、
スペースと仕舞うモノ、出し入れの仕方を考慮した収納計画を立て、
実際に収納グッズを準備したりするのはそれから。
当時の私にはそういう流れが全く分からず、ただ置く場所が増えたらいいと思って…
引き出し収納の上にカラボを置くような強行策になったわけです。
現在の洗面所全景。
洗濯機ラックは廃止しスチールラックに。
洗面台下もできるだけわかりやすく。
ここに到達するまで、収納の種類を変える以外にやったこと。
- 使っていない化粧品や洗剤は処分
- 洋服はすべてタンスやワードローブに収納
- 下着類は洗面所に置いた方が良いという家族からの要望で、下着とタオルの設置場所を考える
- 洗面台や床、洗濯機ラックなどに無造作に置かれていたものすべてに対して居場所を作る
- 全てにおいてラベリングをする
洗面所は最初のひどい状態から現在の形になるまで、たぶん我が家のスペースの中でも最も手を加えている気がします。
洗面所って朝から晩まで、なんだかんだ家族が最も利用する場所なので、そのぶん改善の余地はたくさんあって。
ひとつ変えると家族からも、これはここの方が良いとかこれはどうしたらとか、そういった意見も出てくるので、それを聞きつつまた変更して。
PDCAサイクル(Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返して品質を改善していく)という手法がありますが、
収納計画もまさにそれで。
計画を立てて収納はこれで完璧!と思っても、実際に自分でも家族でも使ったり毎日生活していくと要望やアイデアが出てくるので、常に状況をみて改善を繰り返していくことで、よりそのご家庭に合った収納方法が見つかるのかなと思います。
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