ワードローブを2段化して服をほぼ掛ける収納に変えました。
我が家にはエレクター(スチールラック)で組んだ幅120cmのワードローブがあり、ここに夫と私の洋服の9割(下着類は洗面所)、ムスメの制服やアウターなどがみっしり詰まっています。
我が家のワードローブの話。
アウターやスーツ、ワイシャツなどは掛けて、Tシャツやボトムス、冬用のセーターやトレーナーは引き出し、と分けていたんですが。
最近面倒くさがりに拍車がかかり…
洗濯物、畳みたくないな!と。笑
我が家では自分の服は自分で畳んで収納するルールですが…
私は自分の服以外は畳みたくない。
家族はたまに、というか、私が畳んでって言った時しか畳まない。
で、どうなるかというと、洗濯後の服が掛かったハンガーが、ワードローブのふちに掛けられ放置され…それが何枚も重なるという惨状に。
あんまり溜まると私がキレてやっとみんな畳むけど、結局翌日にはまた洗濯をするので、またワードローブのふちに服付きのハンガーが掛かる。
の、無限ループ。
こんなイライラするならもう全部ハンガー収納にしてそのままワードローブにしまっちゃえばよくない?
という私の超絶ズボラ思考のもと、引き出し収納をなくしてワードローブを2段にして全部掛ける収納にしてしまおう計画が立ち上がったのです。
ワードローブ2段化 計画
まずは服のだいたいの長さを計って、実際に2段化できるかどうか計算しました。
我が家のワードローブは床から上段のポールまでが約180cmです。
実際に掛けるハンガー上端から服の裾までの長さを計り、これが上下2段にできるかどうか計算。
所持している服から考えると床から90cmの高さにポールが設置できれば上下にギリギリ掛けられると分かりました。
これを先にきっちり計っておかないと、せっかく2段化しても上段の裾が曲がったり下段の服の裾が床についてしまって埃だらけ…なんてことにもなりかねませんので…常に見切り発車の私ですがここは何度も測りました。笑
ワードローブ2段化 材料
2段化するにあたって使った材料です。
- S字フック×2個
- 金属製チェーン×2本
- リングキャッチ×2個
- 金属の棒
- 輪ゴム
- 気力
チェーンは耐荷重を考えました。
100均にプラスチックのチェーンが売っていますが耐荷重に不安があったため、今回はホームセンターでカット売りの金属チェーンを購入。
というのも、例えば服が1枚300gとして、20枚掛けたら6kg、30枚掛けたら9kg、ボトムスやアウターはもっと重いです。
更にハンガーの重さもあります。
我が家でワードローブに使っているマワハンガーの場合1本70gとして、20本で1.4kg、30本で2.1kgになります。
まとめると服って結構重い!
使っていてチェーンが切れて落下しても嫌なので、ここはきちんとしたチェーンを使用しました。
チェーンは金属棒の部分に巻き付けて留めるので、留める用の金具にリングキャッチというものを使いました。
2段目用のポールも長さと太さに注意します。
金属製でも細かったり、太くてもプラスチック製だとたわみます。
強そうで太めのポールに突っ張り棒を購入しようと思いましたが、家を漁ったら保管していたエレクターの支柱がちょうどいい寸法だったので今回はそれを使用してしまいました。
エコエコ。
参考までに、エレクターの支柱の直径は25.4mmです。
これくらいの太さ以上の金属ポールだと安心かなと思います。
ワードローブ2段化 作り方
ざっくり、ワードローブを2段化した手順です。
- チェーンの下部に金属バーが留まるように輪っかにし、リングキャッチで留めます。2本とも同じ位置で。
- 上段となるハンガーパイプの適当なところにS字フックをかけます。
- 長さを調整してS字フックにチェーンをかけます
- 1で作った輪っかの部分に金属棒を通します
- 金属棒の外側に輪ゴムを2〜3重に巻きます。滑り落ち防止。
- 洋服をかけます。出来上がり。
リングキャッチを使って2段目のポールを留めます。
このように。
途中経過を撮り忘れたので完成したところですが…。
はじっこに滑り止めの輪ゴムを巻いています。笑
ほんの気持ち程度であんまり意味なさそうですけど。
下段に掛ける服の長さと上段の服の裾の当たりを調整して最終的な寸法を決めてからS字フックにチェーンを掛けました。
長い部分はそのまま折り返し。
思ったよりチェーン長かった…短いよりマシか。
ワードローブ2段化 完成!
2段化したワードローブ、完成です。
上段によく使う服、下段には季節で使用頻度の低い服を掛けるようにしました。
服がみっちみちなのは…家族3人オールシーズン分なので…(言い訳)
※上部と横のバンカーズボックスには服は入ってません。
※我が家では衣替えしません。これで全部です。
6割収納とか8割収納とか言いますけど、正直言って場所があっての余白ですよ…。笑
部屋着や季節小物入れに多少は引き出しがあった方が便利なので(全部が掛かり切らなかったのも理由だけど)、右側に少しだけ引き出し収納を残しています。
洋服の枚数について
このワードローブ2段化計画に際し、実は洋服の枚数をかなり減らしました。
衣装ケースの収納量ってすごいなって改めて感心!
それくらい服が思っていたよりも多かったんです。
多分夫も私も、下着や靴下類を除いてオールシーズン分、部屋着もアウターもスーツも含めてトータルで1人50枚以下に減らしました。
たぶん倍くらいの枚数の服はあったと思います。
整理基準は礼服や季節服など一部を除き、この1年で着たかどうか。
夫のテレワーク生活も長くなり、この1年着なかったスーツも複数セット減らしたようです。
(夫の服の選別は全て本人に任せたので詳細不明)
引き出しに入れてしまうと、使っていなくても収納できているからあまり見直ししなかったりするんですよね。
今回すべて見える形にしたこと、収納スペースが減ったことで服に改めて向き合い持ち物を見直すことができました。
ワードローブを2段化 その後
洗濯物が乾いたらそのまま掛けて収納できるのは予想以上に便利でした。
なんだこれ。笑
畳んで!その辺に掛けて掛けっぱなしにしないで!といつも思っていたのが、こんなにイライラしないのか、と。
中途半端に収納されない服を見るのは自分で思っていた以上にストレスだったみたいです…。
もっと早くやればよかった。
ただひとつ。
デニムのボトムスなどはこれまでワードローブの外に付けた有孔ボードのフックにベルトループを引っ掛けて収納(?)していたんですが、
すべてをワードローブの中に収納することにしてクリップ付きハンガーで留めるルールにしたら…
夫がちょっと面倒そう。笑
ムスメは中学1年生の時から2年半、毎日学校のスカートをクリップ付きハンガーに留めて収納しているため、いつものことで面倒ではないって言ってました。
習慣って大事ですね。
慣れてもらいましょう!