ローリングストックしてるから大丈夫?災害前に気付いた思わぬ落とし穴!
最近、台風や大雨が続いていて、各地で様々な被害が出ています。
防災用品はある程度用意しているし、慌てることなし!
と思っていた我が家ですが、実際は数々の落とし穴があり…
今回複数回の大雨と災害を目の当たりにし、気が付いたことを書いてみました。
我が家では普段、防災グッズは、
避難用はキャリーバッグに
食品の一部は玄関の収納に
また日常的に使うもの、
たとえば水やウエットティッシュやガスボンベ、電池等は、使ったら買い足すローリングストック方式にしていますが
危機感があまりなかったというか、
平和ボケしていたというか、
いざ台風を目の前にしたら、足りないものだらけで焦りました…。
ローリングストックしてるつもりで足りなかったもの
水
水はウォーターサーバーのボトルを注文し忘れていて…
我が家は長年アクアクララなんですが
台風上陸を目前にストックボトルが残り1本(12L)に!
断水しても数日は過ごせる、というつもりで使っているウォーターサーバーなのに全然意味がない…
電池
電池は単3も単4も残り1パック(12本)しか残ってない。
(スマホのバッテリーとか電灯に使ったらあっという間)
その他消耗品
ウエットティッシュも残り1パックしかない。
紙コップは少し前に使い切ったので新しいものを買っていたものの、可愛い柄がプリントされた個数の少ないセットが1パックのみ、紙皿はずいぶん前にバーベキューに持って行って使い切ったきり…
と、災害を舐めてるとしか思えないストックぶり。
これでよく『普段ローリングストックしてるし』とか言えたもんだ。
地震と違って台風は事前に準備ができたため、なんとか上陸前にギリギリ補充完了しましたが、
この状態で前触れのない大地震があったら…と思うと。
大失態です。
普段の備えは『備えているだけではいけない』と思い知ったこと
更に避難道具の持ち運び方も地震と台風では違うんだな、と、避難所に行くかもしれないからと持ち物を準備をしている時に思いました。
防災用品は普段はキャリーバッグに入れていますが、今回は大雨、ファスナー部分からの浸水は免れないため、台風の中でコレを引っ張っていくことはできません。
キャリーバッグの中身をリュックに詰め替えていたところ、避難所に行くなら必要ないなというものも多く(木にひっかけて使うタイプの簡易テント等)、
持ち出すモノと家に置いておくモノの分類も改めて必要だなと。
防災用品をまとめた際に、必要なモノは何か、足りないモノはないか、一応いろいろ情報を見ながら考えながら入れていたつもりなんですが…
いざ本物の災害を目の前にすると想定と実際では必要なモノが変わり、
更に今回、必要なモノは災害の種類によっても変わるんだと改めて思い知らされました。
代表格はランタンで…
我が家のランタンはソーラー充電式。
災害を『地震』しか想定してなくて、
地震だったら昼間は充電できるでしょ!と簡単に考えていました…
台風では(外が暗くて)使い物になりません。
もし停電が長く続いたら。
数日雨や曇りが続いたら。
それに気づいたのが台風上陸前日の夜でした。
キャリーバッグには小さな懐中電灯も入れていましたが、これでは足りん!と、玄関のキーボックスに入れている非常用の懐中電灯と、寝室のインテリアLEDライトを緊急招集。
が、ここで電池不足が発覚!
急遽近所でお高めの電池を購入する羽目に…
いつもはPanasonicのEVOLTA買ってます。
電池は普段そこまで頻繁に入れ替えて使うことはないので、寿命の長さ第一で。
充電式ラジオも久しぶりに出したらバッテリーがギリギリ、そういえば最近充電してなかった…と慌てて充電器に差したところ、夫が『どうやって使うのこれ?』と。
ラジオはともかく、付属機能の電気や充電関連の使い方がわからなかったようで…
あああそうだね私が買ったきりだもんね…
防災用品はただ準備しておくだけでも、誰か一人がわかっている状態でもダメだというのも気づいた点でした。
今回は台風ということで、事前に災害情報を入手したり準備ができたため、家族で災害情報をチェックしながら防災用品もみんなで見渡すことができ、これから起こるかもしれない災害のことも視野に入れて話し合いができました。
感覚を忘れないうちにもう少し中身にテコ入れして、家族にもそれをきちんと伝えなければ!と思った出来事でした。