1LDKlife

中学生の娘がコロナ陽性になりました。【2】1LDK×3人暮らしでの感染対策。

中学3年生、受験間際のムスメがコロナに感染しました。

 

詳しくは『【1】感染~回復までの話。』をご覧ください…。

 

 

罹患した子供と、感染しなかった親。

 

同じ屋根の下、1LDKという狭い空間で私たち家族の『(子供から親へ)感染しなかった』記録です。

 

 

あくまで『我が家で』感染しなかっただけの『例』で、親子の関係性も接触回数もあるし、これをやったら感染しないって話ではありません。

 

また、この生活で感染しなかった理由の一つに、ムスメが隔離期間前半は『咳をしていなかった』こともあると思っています。

 

前提として、直前まで夫は家庭内で隔離状態だった

ムスメの発熱の1週間くらい前、夫が仕事で行った現場(客先)で陽性者が出たことを知らされていました。

 

ただ夫は濃厚接触者ではなかったということ、感染者を公にしないという職場方針の中で、陽性だということを聞いたのは診断から既に1週間経過した後でした。

(同じフロアで働いている以上は教えてほしかったですけどね…)

 

 

夫は症状は全くありませんでしたし『今更』という話でしたが、ムスメは受験生だし、何よりそれを知ってしまって何の対策を打たないわけにもいかず、念のためということで夫の家庭内隔離(家にいる時は寝室に夫だけ押し込み)生活を行っていました。

 

結果的にこのことが訓練のようになっていて、もしかしたらこのおかげでむしろ夫はムスメから感染しなかったのかもしれません。

 

1LDK、3人暮らしでどうやって家庭内隔離をするか?

まず現実問題として、我が家の居住空間はリビングと寝室しかありません。

そしてムスメの学習机はリビングにあります。

 

 

こんな小さな部屋でどうやって隔離するか?

 

 

いや無理でしょ。笑

 

 

突然の大きな壁にぶち当たりました。

 

まずはマスク

ムスメの発熱を確認してすぐ、家族3人ともマスクをしました。

 

この時にはまだ感染したかどうかは分かりませんでしたが、万が一のことを考えて。

 

マスクが万能とは思っていません。

(現にムスメは学校など外出時は必ずマスクをしていたわけですから)

 

気休めかもしれませんが、ないよりはマシです。

 

その後は家族3人とも、お風呂と洗顔以外はマスクを外しませんでした。

 

寝室問題

我が家では夫もムスメも同じ寝室に寝ています。

 

夫を疑似的に隔離していた時は、私とムスメはリビングで布団を敷いて寝ていました。

 

ムスメも同様に隔離するのか、どうするか。

 

夫とも相談しましたが、最終的に寝る場所は分けませんでした。

 

 

理由は、寝室に夫のCPAP(睡眠時無呼吸症候群用の呼吸器)を繋いでいるのですが、そこ以外我が家で寝られるスペースに壁から直接電源を取れる場所がなかったためでした。

 

※CPAPは医療機器のため、蛸足や延長ケーブルを使用して電圧にブレが出た場合 事故につながる可能性があるので必ず壁から直接電源を取ってください、と設置業者さんに言われています。

 

こればっかりは、40平米の1LDKという狭さの弊害ですね…

 

正確には廊下と洗面所からは壁から直接電源取れましたけど、廊下で寝かせるわけにもいかないので。笑

 

『狭い』という部分は生活スタイルである程度カバーできますが、コンセントの数が限られているのはもうどうにもなりません。

 

 

感染するかもしれないけれどもうそれはそれで仕方ない、と腹を括り、寝る時もマスクを着けたまま通常通り寝ることにしました。

 

日常生活

ムスメ(陽性)も、私たち(陰性)も、日中の日常生活はリビングで送っていました。

 

ただ、一応ムスメとはできるだけ距離を取るようにはしていました。

 

たとえばムスメがテレビの前にいる時は私と夫はダイニングテーブルに、逆にムスメがダイニングテーブルにいる時は私たちはリビングのカーペット側か寝室にいるように。

 

できるだけ距離を取って。

 

 

クローゼットなど共用の部分はできるだけ触らないようにしてもらって、必要なものはこちらで取って渡していました。

 

 

ムスメのリビング学習スペースにはカーテンを付けているので

 

元気が出て来て机に向かうようになってからは、このカーテンを必ず引いてもらいました。

 

共用部分を触るときは消毒

アルコールスプレーを各部屋と廊下に設置しました。

【内容量】500ml/【組成・成分】エタノール57.22%・DL-リンゴ酸0.35%・グリセリン脂肪酸エステル0.30%・DL-リンゴ酸ナトリウム0.06%・水42.07%

 

手指消毒用。

 

ムスメがトイレに行ったりするときは手指消毒用のアルコールスプレーで消毒してから行ってもらって、触る場所は必要最低限にしてもらっていました。

 

私と夫はひたすらペーパータオルにアルコールを吹きかけたものを持って、ドアノブを拭いてから廊下に出たりドアの縁や壁を拭いたり。

 

 

また、トイレは全員必ず使用前にトイレ用のふきとり洗剤をトイレットペーパーに噴きつけて、トイレを流すレバー、便座の蓋、便座、を拭いてから座る、ということにしました。

(私はやってましたが、夫とムスメがどれだけやってたかは不明)

 

ゴミ箱は以前買っていた、蓋つき・足で開閉できるゴミ箱が役に立ちました。

 

共用タオルは使わない

思い返してみると、我が家ではもともと衛生関連の共用物があまりありません。

 

地味ですが、この辺がもしかしたら家庭内で感染しなかった大きな理由…?と思っています。

 

洗顔タオルとトイレのタオル

コロナが騒がれてしばらく経ってからでしたが、我が家ではトイレと洗面所は共用タオルをやめました。

 

それからずっと、トイレと洗面所で手を洗ったらペーパータオルで手を拭いています。

 

洗顔用にはハンドタオルを1人1枚にしていて、使ったら洗濯かごに投げ込んでいます。

 

台拭き

また、台拭きももうずいぶん前から使っていなくて。

 

飲食するテーブルやキッチンのシンクなどはウェットティッシュかアルコールを吹きつけたペーパータオルで拭いています。

 

口腔衛生用品

他にも共用していないものの中に、歯磨き粉があります。

 

よく『歯ブラシは別々だけど歯磨き粉は共有』という話を聞いたりしますが、我が家は家族3人で歯磨き粉の味の好みがまるで違い、もうずっと3人別の歯磨き粉を使っています。

 

また歯ブラシに関しても、3人別々のところに設置していて、収納時に触れることがありません。

 

食事

夫の職場の感染者の話を聞いた後、家庭内隔離の一環で夫の食事は寝室で小机を出して紙皿で出していました。

 

が、夫曰く、これはだいぶメンタルが削られる、と。

 

受験生、当初コロナかどうかは分からなかったとは言え『発熱』ってだけで体力もメンタルも削られてるのに、これ以上ストレスを掛けたくない…という親の勝手な思いから、ムスメも普通の食器でダイニングテーブルで食べるようにしました。

 

ただし、食べる時は一人で、壁を向いて黙食、食べ終わった食器は自分でキッチンのシンクに置く、蛇口は触らない、食べ終わったらテーブルをウェットティッシュで拭く、としました。

 

ちょっとしたおやつも一緒に食べていません。

これだけは我慢でした…

 

洗濯

ウイルスは洗剤に含まれる界面活性剤に弱いので、服はとりあえず洗濯してしまえば大丈夫だろう、という考えのもと、毎日洗濯しました。

(いつもは2日に1回くらい)

 

洗濯物は特に分けず、みんなの分一緒に洗っています。

 

当初は着替えはすべて洗濯機に放り込んでもらう予定でしたが、気が付けば服が洗濯かごに…

 

敢えて言いたくないし、マスクしてるし、手は終わったら洗えばいい!と勝手に解釈して、洗濯物は素手で触ってました。

 

我が家の感染対策と今

色々悩みましたが、結局ひとりだけ一室に完全隔離したりはしませんでした。

 

しませんでしたと言うよりは、『できませんでした』という話ですが。

 

これで感染対策になっているかというと…正直なってはいなかったと思いますが、幸いにも親は二人とも感染しませんでした。

 

もしこのとき夫や私が陽性だったら、迷わず寝室にひとりだけ隔離、もしくは外部の宿泊療養施設を利用したと思います。

 

ただ、どうしても中学生ひとりを扉の向こうに押し込むということはできませんでした…

 

 

子供が一人感染、或いは一人だけ無事、という状況になったときに家族はどうしたらいいかものすごく迷うし、隔離するにしろしないにしろ親も子も肉体的だけでなく精神的にもかなりつらいな…と思った今回のできごとでした。

 

 

毎日多くの感染者が出ていて、私の周りでも何人も陽性者が出ていて、いつ自分が罹患してもおかしくない状況です。

 

たまたま我が家は夫を感染者として暫く生活をしていたので、問題点の洗い出しも早く比較的スムーズに対策生活に移行できました。

防災訓練のように家族で一度シミュレーションしてみるといいかもしれません。

 

 

次は、ムスメのコロナ療養中、実際にあって助かったものなどを書きたいと思います。

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