ヘアドネーションをしてきました(ムスメが)。
ヘアドネーションとは
頭皮・頭髪に関わる何らかの病気が原因で髪の毛を失い、ウィッグを必要としている子ども達に、医療用ウィッグの原料となる毛髪を間接的に提供すること。
(JHD&Cサイトより)
です。
詳しくは『特定非営利活動法人 ジャパンヘアドネーション&チャリティー』様のサイトをご覧ください。
ちなみに『ドネーション』は『donation』、『寄付』という意味です。
ムスメ、人生初のヘアドネーション
髪を長く伸ばしていたムスメ(小学5年生)が、昨年の年末くらいに髪を短くしたいと言い出した際、こんなに長いんだったら寄付してみたら?と何気なく言ってみたら、ムスメが興味を持ってくれまして。
でも、振った割に実はちゃんと知らない私(アホ)。
調べました。
自分で髪を切って寄付できる団体はいくつかあったのですが、寄付分を切った後にムスメの髪型を整える自信がなかったため、ドネーション賛同サロン(ドネーション分をカットした後スタイリングをしてくれる美容室)から検索してみることに。
まず、寄付には31cm以上必要。
※寄付団体によって違いがあるようです
うーむ。
ムスメはあまり揃えずに伸ばしたので、最短部分から31cm、と考えると、実質ショートになるかも。
と話すと、切った後、肩下くらいまで残したいからもう少し伸ばす!と。
そこから3ヶ月。
がんばりました。
若い頃、私も腰まで伸ばしたことはあったので、長すぎる髪の大変さはなんとなく分かるのです。
シャンプーは大量に使うし、乾かすのは時間がかかるし、ドアや椅子やいろんなちょっとした隙間に髪の毛がよく引っかかるし、寝るときは自分の体で踏んでしまって痛い思いをするし。
特にムスメの場合、切りたい!と思ってから更に伸ばすことにしたので、しんどいこともあったんじゃないかなと思います。
切る直前までは特に髪について話していなかったので、ムスメ的にはどうなんだろう、あまり興味がないのかな、結局親が無理やりやらせた感じかな…と不安にもなりましたが、
前日夜に『髪しっかり洗わなきゃ!』と自分から意気込んでお風呂に入ったので、ムスメ自身でもきちんと考えてくれていたのかなと少しホッとしました。
いざ、カット!
カットをお願いする美容室はJHD&Cサイトより検索ができたため、ムスメと相談してサロンを決めました。
ムスメは完全に店内写真の雰囲気で決めてましたが 笑 偶然にもヘアドネーションに力を入れている美容室だったので、安心してお願いすることができました。
流れとしては
- 予約時にヘアドネーションをお願いする旨をお話し
- 当日はスタッフの方と、どこまで切ることになるかとともに、ドネーション部分をカットした後どういう髪型にしたいかをカウンセリングしてもらい
- ドネーション用に髪を束にしてカットし
- 通常通りカット
というかんじでした。
ムスメのカット待ってる間、暇だから私もカットしてもらおー、と適当なことを考えて予約を同時に入れてしまいましたが、当日はドネーションのための準備から見せて頂き、かえってお手間を取らせてスタッフの方にはご迷惑をかけてしまいました…すすすすみません…
おかげさまで親子でさっぱりしました。笑
カットしたドネーション用の髪。
最後まで丁寧に対応してくださって感謝感謝です。
ムスメ的には肩下まで残したかったようですが、実際は最短部分から31cmを取るのと、揃えるために少し裾をカットする部分を含めると、肩ギリギリくらいの長さになってしまいました。
『よかったの?』と心配したのですが、ムスメはけろっと『いいよー、だいじょうぶー!』と。
帰宅してから、また伸ばすかそれとなく聞いてみると『いいよー』と、これまた軽い返事。
え?いいの?と思わず聞き返してしまいました。
なんだか軽いですが、ムスメなりにヘアドネーションというものを理解して受け止めてくれたのかな、と。
親も(たぶん)子も、ムズムズ。
褒められることが苦手な思春期なムスメです。笑