地震が起きて気付いたことと、我が家の防災用品のまとめ2022
本日、2022年3月17日です。
昨日(3月16日)23時半過ぎ、福島県沖で最大震度6強、マグニチュード7.3の地震がありました。
私の住んでいる場所は震源地からは離れていますが、それでも震度4の揺れになりました。
先に少しだけクラっと揺れ、よくある小さな地震だと思っていましたが…
数分後、もう1度揺れが。
2度目の揺れ、最初は微弱でしたが、なぜかその瞬間に『ヤバいかも!』と思って、咄嗟にリビングのテレビを押さえた私。笑
そのうちどんどん揺れが大きくなって、こりゃアカン!と寝室に駆け込むと、先に就寝していたムスメと夫が寝室の中央に固まっていました。
普段飄々としているムスメが『やだ!やだ!』『ねえ、まだ収まらないの!?』と。
そんなムスメを頭から抱きかかえて『大丈夫!大丈夫!』って言い続けてたけど、ホントは心臓の音がすごかったしめちゃめちゃ怖かった…
揺れが収まってからも当然眠れるわけもなく、家族でリビングで固まって、テレビの地震情報を見ながら離れて暮らす家族や友人に連絡を取ったりして。
比較的近所に住むきょうだいのところは停電していて、テレビは見れない、懐中電灯の電池も切れていて光源がない、Wi-Fiも繋がらない、と泣きの電話(スマホで通話)が入りました。
結局ブレーカーを落として寝ることにした、と言っていて、朝改めて連絡を取ると電気もネットも復旧したとのことで胸をなでおろしましたが…
懐中電灯の電池がなくてって言ってるのを聞いて、備えって大事だなって改めて思いました。
防災用品の点検
2011年に発生した東日本大震災の発生日が近かったこと、また近頃の海外の情勢を見て思うところもあり、防災用品の見直しをつい先日したばかりでした。
今まで使っていたランタンが充電しなさすぎてバッテリーが完全放電していて、ソーラーランタンを購入し直したのはつい数日前のこと。
懐中電灯用の乾電池も(非常用を日常用として回しているので)そろそろ減ってきたなと思って買い足したばかりだったので、揺れが収まっても万が一停電しても何とかなる、と思うことができて、それだけでも少しだけ安心感はありました。
こういう点検や補充、やっててよかった!って改めて思った瞬間でした。
防災用品は4ヶ所に分けて置いています
揺れている間、過去の震災の映像が頭に浮かんで、部屋がぐちゃぐちゃになる事、もしかしたら電気もガスも水道も止まるかもしれない事など、たった数十秒でたくさんのことを考えました。
避難所に行くことになるかもしれない、持ち出すものは、もし靴箱が倒れていたら、ヘルメットを先に被らなきゃ、と考えている間に揺れは収まりました。
幸い我が家では避難所にお世話になることはありませんでしたが、一夜明けて近所でも停電が複数起きていたこと、更に東北の方々の状況を知って驚いているところです。
さて、その持ち出し用の防災用品について。
我が家では4か所に分けて置いています。
理由はもちろん、我が家が狭くて1か所にまとめられないからです。笑
大きく分けて
- 非常持ち出しセット
- すぐ持ち出せるように作ったコンパクトサイズの防災用品セット
- ヘルメット
- 保存用防災食品とカセットボンベ
の4つに分けて置いています。
1.非常持ち出しセット(寝室)
地震その他の災害で、避難所に行かなくてはならない、もしくは家を出なければならない、となった時にすぐに持ち出せるように、防災用品はキャリーケースに入れています。
参考までに、キャリーケース内のものの全リストです
- 折りたたみ式水タンク(20L・3L)
- コンパクト浄水器
- 手袋 布3セット・使い捨て100枚入り1箱
- アルファ米(3人×3食=9袋)
- ファーストエイドキット(耳栓・包帯・絆創膏・ハサミ・ガーゼ・ピンセット・サバイバルナイフ・綿棒・アルコール消毒綿)
- 圧縮タオル×3個
- マスク
- USB出力付き充電ラジオ
- LEDライト
- ポケットティッシュ
- 割り箸・紙皿
- ポンチョ×3
- 携帯用トイレ
- スリッパ
- ポリ袋 上が結べるタイプ15枚入り
- 使い捨て紙パンツ
- エマージェンシーシェルター
- 緊急時用小銭セット
- ランタン
浄水器や充電ラジオなど機能を求めるもの以外の消耗品は100均です。
2.すぐ持ち出せるように作ったコンパクトサイズの防災用品袋(寝室)
防災用品ってなんだかんだ、重たいんですよね。
そもそも大地震や火災!となったときに家を飛び出すときに、すぐに大きな防災用品一式って持ちだせる…?
と思って、まずは手に取ってすぐに持ち出せる用に細かいものをコンパクトな防災袋を作ってまとめて寝室に置いています。
小さなバッグに入れているものリストです。
- 小銭入れ(災害時はカードも電子マネーも使えないことも予想されるため)
- 絆創膏
- 耳栓
- サバイバルクッキー
- エアクッション
- エマージェンシーシート
- マスク
- LEDライト付き乾電池式充電器と乾電池
※クッションとマスクは実際は3つ、3人分入れています。
大きい方を持ち出す余裕があれば、大きい方と小さい方を持っていけるかな、と思って、最も必要そうなものだけをまとめています。
LEDライト付き充電器はPanasonicのUSB入出力急速充電器という商品です。
乾電池でバッテリーになるし、エネループ充電できるし(コンセントから)、LEDライトついてるし、これ地味に最強説。
3.ヘルメット
ヘルメットって、地震だ!って時に咄嗟に被りたい。
咄嗟に被れるようにおいて置ける場所ってどこ?ってなった時に、狭い我が家、みんな基本的にリビングにいるので、ヘルメットだけリビングに置いています。
防災用品は設置する場所も重要。
実際、リビングにいる時に地震があるとムスメがまず手を伸ばしてこのヘルメットを取り、3人分配布してみんなすぐかぶるようにしています。
小さい地震の時こそ訓練と思ってやっていますが、それでももたつくこともあるので普段から慣れておくことが大事です。
4.保存用防災食品とカセットボンベ
防災食は災害時以外にも、たとえば体調が悪くて外に買い物に行けないとか料理ができない時に使ったりもします(主にレトルトカレー)。
またボンベはカセットコンロに日常で使用していて、なくなると補充するようにしています。
ボンベはキッチンに、食品は玄関の靴箱の上に置いています。
何よりも大切なのは、普段からの点検と、防災用品を使い慣れること
防災用品って買ったまま収納してしまって、いざ使いたい時に使い方が分からなかったり、使えなかったりする事って多いんじゃないかなと思うのです。
ただでさえ災害時なんてパニックで頭働かないのに、取説読んでる場合ではありません。
私自身、点検と言いながら今まで開けて閉めるだけでちゃんと使えるかまでチェックしてなかったせいで、防災ラジオがダメになってたり、ソーラー充電ランタンがダメになってたり…という経験があるので、ただあるかどうかだけじゃなく、ちゃんと動くか、自分だけじゃなく家族全員が1人で全て動かせるかを確認しなきゃなと思ってるところです。
買い直したランタンはコンパクトで普段使いできるものにしました。
裏っ側の太陽光パネルで太陽光で充電できます。
パネルを上に向けて1日陽の当たるに窓際に置いておくと、一晩しっかり光ってくれます。
防災用品として購入しましたが、ムスメがベッドの枕もとのライトとして使っています。
枕元に照明はムスメの寝相を考えて立てるタイプは使えないと思ってたんですが、これはコンパクトにたためるやわらかい素材なのでぶつかっても転がっても安心。
小さなお子様のいる枕元にもおススメです。
もうひとつ、今回出番はありませんでしたが、電池式のランタンも一緒に購入しました。
災害時用のランタンってどういうバッテリーを使うか悩むんですよね。
太陽光で充電できればいいや!って以前は太陽光充電式のタイプだけ持っていましたが、ある時台風で停電になるかもしれないってなったときに『太陽出てないから充電できないじゃん!』って思ったことがあって…
普段から充電できるタイプと電池式など、複数の充電方式のものを持っていた方がいいなと考えていたので、太陽光充電式と乾電池式の2種類を用意しました。
今回はこのランタンたちは『災害時用』としては使わずに済みましたが、いつ必要になるか分からない、そして必要な時は突然やってくるもの。
これからもメンテナンスやチェックは欠かさずしていこうと思います。