1LDKlife

防災用燃料について真剣に考えてみました。前編。

我が家ではわりと普段の食事でカセットコンロを使う機会が多いので、緊急時に煮炊きしたいときはこのカセットコンロを使おう~♪ ボンベは6本くらい常にストックしていれば大丈夫でしょう~♪(特に計算したわけではなくなんとなく)

 

と思っていましたが、

 

ここのところの大雪での立ち往生や停電の話や、最近防災用の燃料についてアルコール燃料をご購入された方の話を聞き、ここはテキトーではいけない…と、ちょっとまじめに悩んでみました。

 

 

まず、防災用に考えられる燃料について。

 

一般論はさておいて、車もない、庭もない、緊急避難所になりうる場所以外の空き地も近所にない我が家で使うことを前提に考えました。

 

液体燃料(アルコール)とアルコールバーナー

火力も弱くない、低温で着火可能、すすが出ない、など、使い勝手としては一番よさそうです。

 

消毒用エタノールも濃度は若干劣るものの燃料としても使用できるということで、これを常備しておくのが一番いいのかもしれません。

 

ただし注意点としては、コンロにそそぐ際にこぼれた液体が見えにくく(透明)、誤って引火させる可能性があるということ。

 

そそっかしい我が家(主にワタシ)には危険と判断し、結局却下となりました…

 

[燃料タイプ]アルコール [材質]真鍮 [商品寸法]7.4×7.4×4.6cm

 

携帯コンロ(ポケットストーブ)

もともと以前からエスビットのポケットストーブが気になっていました。

 

サイズはレギュラーサイズとラージサイズがありますが、レビュー読んでるとラージはほんとにデカい(ポケットサイズではない)ようなので、緊急時用保険と考えたらレギュラーサイズでよさそう。

 

燃料のタブレットは2種類。

スタンダード(4g×20タブレット/燃焼時間1タブレットで約6分間)と、ミリタリー(14g×6タブレット/燃焼時間1タブレットで約12分)。

 

風の有無で燃焼時間に大きく差が出るようなので、使うときは風防必須。

※純正のタブレット燃料は有毒ガスを発生させるので(屋外で使う分には人体に影響がない程度)屋内では使えません。

 

更に色々調べていくうちに、純正タブレットにこだわらなくてもいいのかもしれないことが判明しました。

パック型燃料が保存に関してもよさげ。

 

固形アルコール(よく料理の温めに使われる水色の燃料)の方が使い勝手は良さそうですが、時間経過とともにアルコールが分離するそうで、長期保管には向かないとのことでした。

 

[原産国]ドイツ [サイズ]収納時10cm×7.7cm×2.3cm [本体重さ]85g [固形燃料重さ]84g [付属固形燃料]14g×6個 [素材]亜鉛メッキ鋼/燃料ヘキサミン

 

ガスバーナー

火力としては最も強い。アウトドア用として考えたら反則技のようです(笑)

ですが、我が家の場合、自宅が無事ならばカセットコンロが使えるため、わざわざアウトドア用のバーナーを増やさなくてもいいのかなと思いました。

 

家庭用カセットコンロは普段からホットプレートやタコ焼き器代わりに使うので、ボンベ備蓄を増やし、ローリングストック方式で使ったら補充し、非常時用に一定数保持しておけばいいのかなと。

 

ちなみにアウトドア用のガスバーナーと家庭用カセットコンロのガスボンベの違いは、成分の違いです。

 

ここでは詳細は割愛しますが、たとえばイワタニの一般用ボンベだと家庭用は10℃以上、アウトドア用は5℃以上で使用が可能、とのこと。

寒い冬に外で使おうとすると、アウトドア用でも沸点の低いプロパンが入ってるタイプが推奨されますが、若干高額になります。

(イワタニのカセットガスが350(294)円/250gに対し、イワタニプリムスのハイパワーガス(気化促進機能付き)は600円/225g)

アウトドア用を多めにストックしておきたいところですが、日常使いにアウトドア用を使うのは贅沢すぎる感じです。

 

ただ家庭用でも0度前後であればなんとか火は付くようなので、手で缶をある程度暖めればいけるかな。と。

 

日常使い用を非常時用にどこまで対応させるか考えどころです。

 

[サイズ]使用時:86H×152mm(径) ケース収納時:89H×52D×52mmW [重量]111g [付属品]スタッフサック(収納袋)、専用ケース [出力]3700kcal(230R使用時) [最高出力]4200kcal(230パワーガス使用時) [ガス消費量]308g/h [燃焼時間]60分

 

ガスは別売り。

 

[原産国]日本 [商品サイズ]80×109×109mm [内容量]225g [商品質量]378g [成分]LPG(液化ブタン・液化プロパン)

 

ケリーケトル

二重構造の細長いやかんの内側で小枝などを燃焼させ、内壁と外壁の隙間に水を入れてお湯を沸かします。

小枝や松ぼっくりなどその辺に落ちてるもので簡単にお湯が沸かせる点や、構造上雨風に強いなどがメリットですが、サイズに対して1回に沸かせる量が少ないのでほんとに『カップ1杯のお湯』用。

たくさん沸かせるタイプもありますが、そのぶんサイズも重量も大きいので持ち出しには不便。

車に積んでおけるとか、家に置いておいていざとなったらベランダで使う、という感じだといいのかもしれません。

 

[素材]ステンレススチール18-8(SUS304)、キャップ素材:シリコン [高さ]約31cm(収納時の高さ:26cm) [最大部分の直径]18.5cm [水の容量]1.2L

 

クリタック(Kurita) 携帯用 あたためキット(モーリアンヒートパック)

発熱材と水を使って容器やパウチを温めます。

モーリアンヒートパックは袋状で、加熱袋に温めたいものと発熱剤と水を入れると加熱してくれます。

 

発熱剤は別売りもしてるので、このキットに発熱剤を少し多めに用意しておけばよさそう。

 

ただ『災害時』と考えたときに発熱剤と一緒に入れる水を確保できるかどうかは微妙かな…泥水入れて加熱はなんとなく嫌だし、かと言って加熱用に使うほど飲料水が確保できるだろうかと思いました。

 

 

 

予想外に長くなってしまったので、今回は思いつく燃料を挙げるだけにしておきます。

 

次回、実際に使うことを想定したときに何が適切かを考えたいと思います。

よろしければ…応援ポチお願いします!

にほんブログ村 インテリアブログ モノトーンインテリアへにほんブログ村 ライフスタイルブログへにほんブログ村 ライフスタイルブログ 賃貸暮らしへ