知人のお店の片付けをさせてもらったこと、そして気付いたこと。
ムスメが保育園時代からのお友達が飲食店を経営しているんですが、なかなか皆さん捨てられないタイプの方で。
たまにご飯を食べに行くたびに、せっかくご飯は美味しいのにお店の隅にいろんなものが積み上がっててもったいないなぁと思ってたんですが…
たまたま奥様とお話してた時に、ちょっと片付け手伝ってくれない?という話になり、二つ返事で一緒にお片付けをすることにしました。
片付けるということを改めて知る
片付けの基本中の基本なんですが、やっぱり
- 全部出す
- 不要なものを処分する
- 場所を決めて戻す
しかないなんだなと、改めて実感しました。
させられました。
というのも、これまで自分の部屋はイヤって程テコ入れしてきてるんですが、ヨソ様のエリアに手を付けたことがなくて。
他人の領域に手を出すのは今回が初めてだったんです。
片っ端からなんでも放り込んでる段ボール箱(複数)や、棚からあふれて床と棚の隙間に落ちていたモノ、カウンターの端に積み上がっているモノなど、キッチン外にあふれる色々なモノをすべて拾い上げて整理しました。
まずは片っ端からモノを大きなテーブルに積み上げ、ひたすらいる・いらないを選別、いらないモノは処分。
選別は奥様主導で、悩んだモノに対しては私が取捨の後押しをする感じで。
整理して処分したモノ
今回ざっくり処分した(させてもらった)のは
- スーパーのビニール袋(箱1つの半分を占めてました。溜め込みすぎ…)
- あらゆるところに散らばっていた瓶ビールの王冠
- 消費期限が切れた粉末スープやお菓子等の食品(お店に出すものではなくバックヤードで休憩中に飲食する用に買い込んであったもの)
- 使い古しのタオル
- 使用期限の切れた薬
- 所有者不明の水筒
- いつ飲んだかわからない飲みかけのペットボトル飲料
- 100均で購入したらしい掃除道具の数々(一部使用済み・何に使う為に買ったかわからないモノも多数あり)
等々。
でも一般家庭でもけっこう溜まりがちになるモノばかりでした。
これらは処分したモノの抜粋で、他にも書けないモノもありましたし、もちろん中には必要なモノもありました。
でも必要なモノが不要なモノと混ざってしまっていて、必要なモノが必要な時に見つけられず、新しくストックを買ってまたモノが増える、ということを繰り返していたようでした。
結局捨てに捨て、必要なモノは小さな段ボール箱1つにおさまりました。
ただ片付けってのは整理して仕分けただけで終わりじゃなくて、キープすることが大切で。
片付けた場所をキープするコツ
コツと言っても大したことはないんですが。
- 使ったら戻すべきところに戻す
- 必要以上のストックを持たない
- 新しく増えたものは空いた場所に積まず、居場所を先に確定させる
この辺をきちんとモノを使う都度、守って行ければキープできる…筈。
でも、普段から積み上げたり、隙間があると突っ込むことが常習化してると、なかなか…
そこの根底の部分を『直そう!』という自発的な気持ちがないと、キープすることは難しいのかなと思うのです。
すっきりさせたい、でも今までの自分の考え方(やり方)を曲げる気はない、という相反した思いを汲むというのはなかなか難しいものだなと感じました。
他所のお店のことなので写真が撮れなかったのが残念。
でも、知人ながらずっと気になってた部分が少し解消できたのと、いい経験をさせてもらえてよかったなと思いました。
この経験をまた自分の部屋の片づけにも生かせたらいいな。