SPICERRのポケッタブル高圧洗浄機は本当に使える?賃貸暮らしで試してみた感想
「高圧洗浄機かスチームクリーナーが欲しい!」
そう思いながらも、賃貸の狭い我が家では置き場所もなく、外壁や車を洗うようなスペースもなくて、ずっと諦めていました。
ところが先日テレビで見た、「ポケッタブル高圧洗浄機」に思わず反応。
高圧洗浄機なのに小さい!
収納場所に困らない!
しかもコードレス!
…気付いたらポチってました。笑

※ジェットノズルを付けた状態で撮影。先端のノズルは取り外し可能です。
SPICERR ポケッタブル高圧洗浄機 SWU-1 とは?
この高圧洗浄機を販売しているメーカーさんは、もともとバイク用アクセサリーを製造している会社。
そして「バイク洗浄向け」として開発されたのがSPICERRのポケッタブル高圧洗浄機です。
※以前購入したのは「SWU-1」という型番でした。新しい型番が出たのでリンクは新しいものになっていますが機能は同じです。
バイク向けというだけあって、水圧はほどほど。
賃貸なので、たとえば壁の苔を削るような強さがあるのかは正直分かりませんが、日常の掃除用と思えばそれくらいがいいのかもしれません。
付属品は以下の通り:
- 吸水用ホース(5m)
- ペットボトル接続用パーツ
- USB Type-C充電ケーブル
- 洗剤タンク(ジェットノズルを外して使用)
- 簡単な取扱説明書(撮り忘れました…)

取説はだいぶ簡単な感じですが、使い方が難しくなくて良さそう!
バケツは付属していないので、ホースで吸水する場合は別途バケツやポリタンクなど水を溜めておけるものを用意する必要があります。
実際に使ってみた感想
まずは水跳ねしても大丈夫な場所ということでお風呂掃除からスタート。
壁と浴槽のわずかな隙間に噴射してみると、黒ずみ?カビ汚れ?が出てきました。
ブラシではなかなか届かない、カランの根元や鏡のふちもスッキリ!
(ただ、うろこ状になりかけの水垢はさすがに落ちませんでした)
ノズルは「0度」「20度」「20度傾斜」「40度」「シャワー」の5段階に切り替え可能。
「0度」が最もピンポイントで水圧が強く、細かい隙間掃除に向いています。
強度は3段階に調整できますが、トリガースイッチ(電源)を押している時(=水噴射中)にしか変えられないのでその点は要注意です。
また、トリガースイッチを押している間だけ水が出る仕組みなので、安全ではありますが、長時間握りっぱなしは少しつらいかも…。
音は「静音設計」とされていますが、屋内で使うとなるとまあまあな音がします。笑
とは言え真夜中に使うことはないので、そこまで気にしなくても大丈夫そう。
使ってみて気付いたこと
初めて高圧洗浄機を使ったんですが、水の跳ね返りが意外とすごい!
以前高圧洗浄機で壁の落書きを消していた人がゴーグル付けいたのを見ましたが、その理由がよくわかりました。
重さは800g、バッテリー込みなので仕方ないとはいえ、「想像してたより重たいな」というのが正直なところです。
更に、これに2Lの水入りペットボトルをつけて掃除をするとなると、かなり腕がしんどそうです。

トリガースイッチを押している間しか水が出ないので、ボトルの重さを支えながら角度を調整するのはちょっと大変。
ホースで吸水した方が現実的かもしれません。
吸水ホースは水栓直結タイプではなく、バケツやポリタンクに水を溜めて使用します。
我が家ではお風呂掃除のときは洗面器、ベランダ用にはポリタンクを検討中です。
電源はバッテリーのみ。
充電を忘れると当然動かないので、使う前にチェックが必須です。
総合的な感想
色々書きましたが、
- 小さくて収納に困らない
- 組み立てもシンプルで扱いやすい
- 想像以上に水圧がある
- 細かい隙間掃除が楽しい
私にとってはこれは買って正解でした。
デメリットを挙げるなら、ペットボトル利用時の重さと、トリガーを押し続ける疲労感はまあまああります。
それでも、狭い賃貸でも使いやすく、掃除のモチベーションは上がりました。
年末の大掃除にも間に合ったので、買ってよかった!
次は玄関やベランダの汚れにも挑戦してみたいところです。
ペットボトル接続パーツなど交換部品の入手性、バッテリーの耐久性は今後の課題かなと思います。
まずはこの冬、しっかり使い倒してみようと思います。












