私立高校にかかるお金って?入学までにかかったリアルなお金をまとめてみました。
4月も半ばを過ぎ、ふと、去年の今時期は何をしていただろうかと思い…
当時中学3年生だったムスメの高校選びに右往左往していたな!
と思い出しました。笑
ムスメは無事高校に入学し、毎日学校に通っています。
当たり前でしょ?ではないんです…中3の3学期に突然不登校になったので。
不登校の時のことを少しだけ書いていました。
学校が決まるまでは高校生になれるのか不安で…
受かってからはお金のことが不安で。笑
なんとなくざっくりはいくらかかるかホームページや入学案内のパンフレットにも載っていたけど、ほんとうにそれだけ?って思ってました。
もしこれから私立高校を考えている方(もしくは保護者の方)、またはまだ何も決めていないけど私立高校に入ったらいくらぐらいかかるのか?少しでも不安に思う方の何かの参考になれば…
私立高校の普通科に通うムスメに実際に掛かったお金の明細を載せていきます。
※念押ししますが我が家の場合ですので、あくまで一例としてです。学校により、学科により、お子さんにより、かかる金額は変わります。
※金額はあくまでもザックリです。細かいところまで出してしまうと学校が分かってしまいそうなので…すみません。
入学金
まずは入学金ですね。
合格したらすぐに支払いが必要なので、このお金は最低限現金で準備しておく必要があります。
学校によってはクレジットカードや他の支払い方法もあるかもしれません。
ムスメの学校は現金振り込みかクレジットカードでしたが、クレジットカードでは手数料が多めにかかるようだったので現金振り込みにしました。
入学金の額は学校によって様々です。
東京都の場合、平均は25万円くらいとなっていますが、学校によって10万円~50万円と かなり差があります。
ムスメの入った学校は30万円台前半でした。
以下、東京都の報道資料『令和4年度 都内私立高等学校(全日制)の学費の状況』です
もっと金額ちゃんと見ておけばよかったな…って今更ながら少しだけ思ってます。笑
制服・服飾
たぶん大体の学校で、夏服・冬服との記載があるかと思いますが、それ以外にブラウスや靴下、靴など細かいものにもお金がかかります。
制服
- 冬服・夏服一式・指定バッグ:約90,000円
- 体育着・ジャージ一式:約18,000円
- 指定上履き:約3,000円
※制服には冬物のコートは含まれていません
ムスメの高校はバッグもシャツも指定ですが、学校によっては市販のもので可というところもあるそうです。羨ましい…
2024/1/11追記:
冬物のコートは指定で必要な場合は別途購入、とのことでしたが、ムスメから「コートはいらない(着てる子があまりいない)」ということで2年生の冬現在でも制服+マフラーで登校しています。
靴
登校時の靴は『黒か茶のローファー』という、形と色だけの指定だったので、Amazonの返品無料サービス対象商品で試してみて購入しました。
合皮か本革かでずいぶん悩みました…
足にとっては本革の方が革が緩むし痛くないのかなと思ったんですが、雨の日もローファー、と思うと合皮の方が靴自体が傷みにくいかなと、初回は合皮を購入してみました。
体育用のスニーカーは中学の時のものをそのまま使うと言っていたので、コスト削減!と思いきや…
ローファーで登校するということはスニーカーは学校に置いておくこととなり、別途家の普段履き用にスニーカーを追加購入することになったため金額的な結果は同じでした…
- ローファー:約6,000円
- スニーカー:約5,000円
その他、規定ではないけれど必要だったもの
- 防災頭巾とカバー:約2,000円
- 靴下:約1,000円(3足)
- 体育着袋:約1,500円
防災頭巾必須って事前説明プリントに書いてあったのに、持って行ってないし、誰も持って行ってないって言うし、先生も何も言わないって言ってるし…えええ…
靴下は無印が安くてしっかりしています。
ひざ下の長いタイプもありました。
無印だったら店舗も多いしネットで購入もできるので、同じものを追加購入しやすいかなと思います。
教科書
学校によって購入方法は違いそうですが、ムスメの学校は指定書店購入で約28,000円くらい、現金購入でした。
現金のみ、というのは書店によって違うのか、教科書は現金と決まっているのかわかりませんが…
学校からの引き落としではなく外部で購入する場合で、普段現金を持ち歩かない方は特に、事前に支払方法を確認しておいた方がよさそうです。
タブレット・PC
学校によって大きく違うのがこのタブレットですね。
ムスメの中学時代の同級生たちに聞くと指定は様々で、iPadだったりSurfaceだったり、中には10万円くらいするPCが指定だったという子もいました。
金額ですが、学校によって何を使うかが違うこと、自治体によって補助が出ることもあり、また一括払いか割賦かも学校によって違うようで、ここでは省きます。
タブレットのケースと液晶保護シートは事前に購入しました。
- 液晶保護シート:約1,000円
- タブレットカバー:約1,500円
PTA会費その他費用、教材費
PTAって私立はないのかなーとかなんとなく思ってたらしっかりあるんですね…笑
入会費と年会費が必要でした。
また他にも入学時のみや年間一括払い(毎年かかかる費用)で冷暖房費などいくつか○○費と書かれた明細が配布されました。
この辺は実際は入学後に支払うものですが、入学後というか入学時には結局必要なので一緒に書いておきます。
- PTA、施設費、その他教材費以外、年間 及び 入学時一括:約45,000円
- 教材費、課外活動費、IT関連費用、試験費用等(年間):約120,000円
※月額授業料は含まれていません
交通費(定期代)
徒歩・自転車・バス・電車等、通学の方法によって変わるので金額は出しませんが…必ず最初に必要な費用ですね。
たとえば6ヶ月定期の場合割安にはなりますが、遠距離通学など最初からそんなに出せない!と3ヶ月定期を購入することもあるようです。
学割定期は私鉄はお安いですが、JRだとそこまで割安感もなかったり…
また自転車通学になったため新たに自転車を購入した、という話も聞きました。
結局入学までにいくらかかった?
ざっくりですが、入学前までで45万円くらい、入学時支払い金が17万円くらい、で、総額で62万円+交通費となりますね。
高いか安いかはご家庭によるでしょうが、私は金額を見ると吐きそうですよ。ふふふ。笑
入学前に必要なお金で公立私立問わず学校ごとに大きく違うのは入学金とタブレット代なので、学校選びの時にはお金を出す側もこの辺を見ておいた方が心構えができるかなと思いました。
そして当然学費に関しては別途毎月かかってきますが…これはまた別の機会に。
ちなみに各都道府県で私立の授業料補助も出ますが、入学後申請して審査を経てからとなるため、お金が実際に振り込まれるのはだいぶ後になるようです。
つまり補助を授業料として最初から使用することはできないため、先にまとまったお金が必要です。
(後から返金されるというイメージ)
また自治体によって支給額や収入上限が違っていたり、『授業料のみ』『施設費も含む』など要件が異なることもあるので、詳しくは各都道府県の窓口に問い合わせてみてください。
今回は『入学までにかかった費用』をまとめてみました。
また時期を見て、月に掛かるお金などをまとめようと思っています。