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ムスメのプチ不登校と高校受験、親はどうしたか?我が家の場合。

高校受験直前の中学3年生3学期から、ムスメが不登校になってしまいました。

 

よりにもよってこの時期にか!?って、母は実は心の中でめっちゃツッコミ入れてます。

 

高校受験間際に不登校!?

それは冬休み明け前日のこと。

 

ムスメが『学校に行きたくない』と、ぽつり。

 

 

まぁいつものこと…

というのは、わりといつも言うけど『じゃあ休む?』って聞くと『行くけどさあ』って登校するので。

 

その日も『そうかそうか』と宥めつつ、そこまで気にしていませんでした。

 

 

ところが翌日の朝になると、ガチで行きたくないと玄関前で動かなくなったムスメ。

 

休みたいと言うのなら休んだら…と言いたいとこだったんですが、その日に限って母は仕事でどうしても休めない事情があり、更に学校では都立高校の推薦用願書が配られるということだったのでどうしても登校してもらわないといけない。

 

明日は休んでいいから今日だけは頼む頑張って行ってくれ、と言ってその日は送り出しました。

 

 

そして突如始まったプチ不登校生活。

 

 

このタイミングで学校休んでるって言うと、某ウイルスの感染が怖いから休ませてるとか受験勉強で休んでるとか言われがち思われがちなんですが…

 

普通に(?)不登校です。

 

不登校のきっかけは

もうずいぶん前から、学校が好きではない、とは本人から聞いていました。

 

いじめなどではないということも、クラスメイトや先生と折り合いが悪いというわけではないということも同時に聞いています。

(性格的に合わない同級生や先生はいるけれど、それは行きたくない原因ではないということも)

 

一緒に帰ってくるお友達はいるし、帰宅後もLINEはやり取りしてるし(内容は知らんけど)、冬休みも『受験前最後だから』と言って友達と遊びにでかけてもいたし、学校行った日には仲良い子との話はしてくる。

 

だから友人関係での問題はそこまではない、と思っていて。

 

 

ただ、もともと学年全体の空気が好きじゃないとは言っていました。

 

 

それはなんとなくわからなくもない…というのも、ちょっと荒れてるんです、ムスメの学校、というかムスメの学年が。

 

私が中学生だった30年くらい前の荒れ方によく似た、イマドキそんな荒れ方する?みたいな。

(壁に足跡とかスプレーで落書きとかトイレの便座踏んで割るとかそういうかんじ)

授業中も先生がいくら言っても毎回騒がしい子や髪をいじってる子がいる教科があったりするそうで。

連帯責任だという理由でクラス全員もしくは学年全体でそのお説教を受け、また授業が削られていく、という悪循環。

 

更に教師というか学校の運営にも問題があって。

 

教員が不足しているからという理由で始業式に全教科分の先生が揃わなかったり、ころころ変わったり(公立中学でそんなことある?って印象)、部活の顧問も名前貸しだけで部活に顔を出さないから何の部活だかわからないとも言っていました。

 

 

ただ、大きな変化は、2020年春先の緊急事態宣言で休校になった時だったかなと。

 

学校に行かないでも授業が受けられたこと、元々塾に行かずにZ会と自主勉強で学習していたので勉強についていけないということもなかったこと、休校が明けても感染対策でグループワークもほぼなく、他クラスとの交流もほぼできないこと、など。

 

更にこれは今時の良さなのか悪さなのか、LINEなどのSNSで仲のいい子とは繋がれるので、学校に行かなくても友達とは仲良くできるっていうのも知ってしまっているんですよね。

知り合ったのは学校なんだけどな。

 

 

そんなこんなで『学校に行く理由』が見出せないんだそうです。

 

 

そして受験期に入りたぶんメンタル的に若干落ちてきたこと、仲の良かったお友達が受験終わるまで学校を休むと言っていたことなど、小さなな要因が重なった結果

 

『もう行きたくない』

 

になっちゃったのかな。

推測ですけどね。

 

長期休暇後に行けなくなるってほんとにあるんだな…って正直なところちょっと他人事のように感じてしまいました。

 

 

親からしても、受験前に感染者が鰻登りの中、学校に行きたくないって言われて無理に行かせることもできず。

 

 

でも、『行きたくないから行かない』を許容して良いものかどうか。

でも、無理矢理行かせて拗らせたらどうしようか。

 

プチ不登校が始まってからは毎日が葛藤です。

 

なぜ『プチ』不登校?

始業式は推薦願書のこともあって行ったけど、翌日は休み、行ってはまた休み、を繰り返しているので『プチ』不登校。

 

休ませてあげると数日で行ける子もいれば、休めたことで余計に行く意欲がなくなる子もいると思っていて。

ムスメは確実に後者。

 

行かなくても済む、という実体験をしてしまって、ますます『行きたくない』に拍車がかかっています。

 

 

結局その後は、都立高校の推薦用受験票を学校から受け取った翌日から、都立推薦受験が終わるまでがっつり学校を休み。

これは感染対策もあるから致し方なし、とも思ってるけど。

 

これから入試前に休むこともあるだろうから行ける時は行っとこうか、みたいな感じでここ数日は行っています。

 

推薦受験が終わって登校してきた子もいたり、受験や感染対策で休みの子が多くて授業が変則らしくてそれがかえって楽になってる部分もあるみたい。

 

 

なかなか難しいな。

 

受験前に学校を休ませるのはどうなのか?

高校受験前に休む(親が休ませる)、というのは、私が中学生の頃はわりといたけれど、イマドキはあまりないようですね。

 

塾でも勧められない(らしい)し、実際休んでいる子はいますが、私立の難関校狙いの子が数人程度。

 

 

でもこのウイルス禍、感染したら…と思うと、親としては正直なところ受験終わるまでがっつり休ませたいという気持ちもある。笑

 

 

受験は感染しても平等に受けられるように、という方針があって、都立一般入試では何回か追試がありますが、推薦は一発のみ、その日に感染が確認されなくても発熱があれば一般入試で受けてくださいってことになってたり、私立は追試が1回しかなかったりとか(これは学校によって違うようですが)、なかなか試験を受けるだけでも道のりはハード。

 

今回都立推薦前に休ませたのは、校内で感染者が出たことも理由の一つでした。

 

不登校で休む日は毎回担任の先生に電話をしていましたが、推薦の受験票をもらった後は、感染対策のために休みます、と改めて電話。

なんだか白々しいなって思いつつ。笑

 

でも『不登校で行かない』よりも『感染対策で休む』方が学校はすんなり受け入れてくれる印象でした。

そりゃそうか。

 

 

それにしてもただでさえ受験生の親であることで気を使うのに、この感染対策がさらに気を使う!

 

本人が学校に行かなくったって、私や夫が職場から『何か』を持って帰ってきてしまったらアウトだから…。

 

もう受験終わるまでは家族全員で引きこもりたい。

 

(まぁそれはそれで別のストレスはたまるんだろうけど)

 

 

受験も某ウイルスも早く落ち着けー!

 

と毎日思って過ごしてます。ため息。

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