就業先が複数になったため確定申告をしました。
これまで就業場所が1か所だったため、自分で考えたことのなかった確定申告…
去年就業箇所が増えたことにより、確定申告をすることになりました。
今回は提出にあたって躓いたポイントを中心に備忘録的に書いていこうと思います。
※2018年時点の情報です。現在は制度もだいぶ変わっているので詳細は国税庁のサイトをご覧になってみてください。
所得税の確定申告(国税庁)
確定申告のやり方がわからない!順序をまとめてみました
確定申告は10年以上前にしたことがあったんですが、その時は税務署に行って言われるがままに書いたので今回もそうしよう!
と思ったら、今住んでいる場所からだと管轄の税務署が遠い…
SNSで愚痴ってみたら、友人から
『今はネットでできるよー!e-Taxってやつ!』
と教えてもらったので、早速トライしてみることに。
ところが、確定申告書作成コーナーの先頭ページで躓く。
e-TaxってマイナンバーカードとICカードリーダライタが必要…
えええどっちも持ってませんけど???
隣に『印刷して郵送で提出』という選択肢を見つけてポチ。
画面の通りに進んでいくとなんとかできそうなので、郵送で申告することにしました。
複数個所の収入があるときは、年末調整をしている源泉徴収票から入力していく
きっと就業場所ごとに色々違うと思うのですが…
私の場合は2箇所からの源泉徴収票があり、片方では年末調整をしていました。
このため、まず年末調整済みの源泉徴収票から情報を入力していきます。
(年末調整していない方を先に入力してしまうと、2つ目以降で生命保険控除等の入力ができないため)
源泉徴収票と画面のガイドを照らし合わせながら入力。
画面の通りに進むとアッサリ終わります。
2箇所目の年末調整していない源泉徴収票は、基本的に支払い金額と源泉徴収税額のみの入力となります。
出力
入力がすべて終了すると『印刷』というボタンが現れます。
実際はpdfファイルがダウンロードされるので、これを開いて印刷します。
提出用の書類と、その控え、添付書類台紙、提出書類の案内等が印刷されます。
特に控えに印鑑が必要ない場合、提出するのは、控え以外の第一票と第二票、添付書類台紙の3枚です。
(自分の昨年の収入を証明するためなど控えに印鑑が必要な場合は、控えと返信用封筒を同封する必要があるようです)
身元確認書類をコピー
マイナンバーの通知カードと身元確認書類をコピーして、添付書類台紙に貼り付けます。
(マイナンバーカードがあれば身元確認書類はいらないんですが、マイナンバーカードがあればそもそもe-Taxができたので…ここでは通知カードをコピー)
封筒に入れて郵送
郵送する封筒はA4が入る角形2号を使用しました。
角型2号は結構使う。
自宅に常備しておくと便利です。
郵送先は、住所を入力していると『提出書類等のご案内』という用紙の最下段に一緒に印刷されるので、その郵送先を使います。
本当は書くのが一番だと思いますが、私はそれを切って封筒に貼りました。
背面に自分の自宅住所と氏名を書き加えるのを忘れないように!
発送方法は通常の定形外郵便で大丈夫です。
というかむしろそれで。
大事なものだからとうっかりゆうぱっくにしたら受け取ってもらえないそうです。
医療費控除について
ここまで書きませんでしたが、私が今回一番困ったのが医療費控除の申請。
家族分まとめて出せるなら、私のこの確定申告で一緒に出してしまえばいいのでは?と安易に思ったんですが…
よくよく考えてみたら、医療費控除は『医療費控除額に所得税税率をかけた額』なので、低年収の私ではなく、所得税率の高い夫で提出した方がいい…
というわけで、急遽夫に源泉徴収票を取り寄せてもらい、夫の方で医療費控除申請をしました。
…が、正直なところ、医療費は家族分まとめて申請できるのに、同一生計の家族なのに申請者の年収によって返ってくる額が変わるってどうなの…と思ってしまいました。
せっかくのマイナンバー、どこに有効活用されているのかイマイチ、ピンときません。
終わりに
来年もまたこの壁にぶつかりそうだったので、来年に私のために書いてみました。
もし同じ状況の方の参考に少しでもなれば幸いです。