料理の幅が広がる!1台6役のマルチオーブン、テスコムのTSF61Aを買いました。
長年使っていたトースターをテスコムのコンベクションオーブンに変えました。
色々ごちゃついてるのはご愛敬。笑
テスコムのコンベクションオーブンTSF61Aには低温調理も高温調理もトースター機能も付いています。
それにしてもエレクターで何となくカウンターっぽくしてからもう4年になるのか…月日が経つの怖…
TSF61Aの仕様
まずはテスコムのコンベクションオーブンの仕様を簡単にご紹介します。
本体寸法 | 高さ240mm×幅345mm×奥行き410mm |
本体質量 | 4.7kg(本体のみ) |
電源コードの長さ | 1.0m |
消費電力 | 1200W |
付属品 | 天板・焼き網・あし付き網・レシピブック |
タイマー | 高温:30秒~60分 低温:5分~12時間 トースト・上火グリル:30秒~15分 |
温度調節幅 | 35~230℃(機能ごとに5℃~10℃単位で設定) |
いわゆる普通にトースターとしても使えますし、オーブンとしても使える、低温調理もできちゃう、でも操作難しくない、とっても使い勝手のいいトースター(オーブン)です。
テスコムのコンベクションオーブンTSF61Aの特徴
簡単な操作と多彩な温度設定
TSF61Aには4つのダイヤルがあります。
ダイヤルが多いと使うの面倒くさくない?と思いましたが、使ってみると機能と時間でボタンとダイヤルが分かれている他メーカーの機種よりも使いやすかったです。
ボタンは以下の4つです。
①高温・低温・トースターなどの機能の設定ダイヤル
②低温調理用の温度設定ダイヤル(35℃〜90℃まで設定可能)
③高温調理用の温度設定ダイヤル(100℃〜230℃まで設定可能)
④タイマー用ダイヤル
まず①の機能設定ダイヤルで使う機能を選択し、②か③のダイヤルで温度を設定、④のタイマー用ダイヤルで時間を設定します。
4つめのタイマー用ダイヤルは低温・高温によって設定できる時間が変わります。
- 高温(オーブン)の場合:30秒~60分
- 低温(発酵・乾燥)の場合:5分~12時間
- トーストまたは上火グリルの場合:30秒~15分
低温調理と高温調理では使う時間が大きく変わるので、低温と高温で設定できる時間が自動的に変わるのが使っていて便利だなと思いました。
スペース節約のコンパクトデザイン
TSF61Aはパンが4枚焼けるトースターの中ではサイズがコンパクトです。
- 本体寸法:高さ240mm×幅345mm×奥行き410mm
- 庫内寸法:幅254mm×奥行254mm×高さ85mm
外側はコンパクトですが、直径25cmまでのピザが焼けます。
では25cmってどれくらいか?というと
- ピザハットMサイズ:26cm
- ピザーラMサイズ:25.4cm
- ドミノピザMサイズ:27cm
- スーパーで売られている伊藤ハムなどのピザ:約26cm前後
というわけで若干寸法足りない?とも思いますが、天板の内寸が25cmなのでそれを置く網の部分は実は26cm弱あり、網に直接(オーブンシートを敷いてから)ピザを乗せるとスーパーで売ってる26cmのピザは入りました。
また四角いパン(我が家でよく食べるのはパスコの超熟6枚切り)が4枚焼けます。
パスコの超熟山形も、1枚を横にすることでギリ3枚焼けました。
3人家族の我が家にはこれで十分!
ただ庫内の高さが若干低いのが難点と言えば難点かもしれません。
パンを焼く分には気になりませんが、奥まで唐揚げを並べたら加熱後取り出すのが大変だったのと、普段使っているグラタン皿が天井ギリギリでした。
豊富な調理方法
TSF61Aでは様々な調理ができます。
- トースト:温度設定不要の専用トーストモードを搭載
- 低温調理:低温×長時間の調理でローストビーフやサラダチキンが簡単に作れます
- 発酵調理:35℃~低温調理ができるのでヨーグルトや甘酒、パン生地の発酵も可能です
- フードドライ(低温×ファン):果物や野菜を切って並べるだけで、ドライフルーツやビーフジャーキーが作れます
- ノンフライ調理(高温×ファン):熱風で加熱をすることでノンフライ料理ができます。揚げ物の温め直しも美味しくできました。
- オーブン(高温):230℃までの温度設定でグラタンや焼き芋が焼けます。上火機能搭載で焦げ目を最後に着けることも可能です。
トースターを買い替える時はパンが焼けてプラスαでオーブン的に使えればいいかな、と思ってましたが用途が広めです。
TSF61Aの良かったところとイマイチだったところ
TSF61Aの良かったところ
トースターサイズのオーブン一つで色々な調理ができることが最大のメリットです。
パンを美味しく焼くのはもちろんですが、例えば低温調理ができるので、ドライフルーツを自分で作ってみたいけど大きなフードドライヤーは置く場所が…という場合に特におすすめです。
また私はまだ作っていませんが、低温を長時間持続させることでパン生地の発酵やヨーグルトづくりもできるようなので、今後挑戦してみたいと思っています。
高温も庫内温度があっという間に温度が上がるので、グラタンやピザも短時間で焼くことができます。
TSF61Aのイマイチだったところ
機能的にはもはや欠点らしい欠点が見当たらないんですが、強いて言えば庫内があとほんの少し大きかったら…とは思いました。
我が家で使っていた先代のトースターはSANYOのSK-WA22という機種で、「食パンが3枚焼けるビッグサイズ」との煽り文句でしたがこの「3枚」は山型食パンを余裕で3枚焼くことができたので確かにビッグサイズでした。(SK-WA22は外寸:幅370×奥行326×高さ222mm/内寸:幅324×奥行269×高さ87mm)
TSF61Aの外寸から考えると内部をもう少し…とは思いましたが、オーブンのコンベクション部分がどうしても大きくなってしまうのでこれは仕方がないのかもしれません。
肝心のトースター機能は?
我が家で1番重要視されたトースター機能ですが、実際焼いてみるとコンベクション機能のせいなのか、パンが中しっとり外カリッとなって…
今まで使っていたトースト機能オンリーのトースターより美味しいぞ??という印象。
焼き時間は設定が必要なので最初だけ自分の好みを探す必要がありますが、デジタルダイヤルで時間設定できるのもラクチンです。
(我が家の焼き色の好みは夏場:3分半、冬場4分)
窓のふちに落ちたパンくずが目立つのが唯一の難点というか。
どのトースターでもパンを焼く以上そこにパンくずが落ちるんですが、以前使ってたトースターは年季が入ってたのと本体色がシルバーだったおかげでたまにしか掃除しなくても目立たなかったのが、このTSF61Aは本体が黒に近くて落ちたパンくずがとても目立つ。
まめに掃除するようになりました。笑
他のコンベクションオーブンとの比較
TSF61Aを購入するまでにいくつかのコンベクションオーブン(トースター)を比較検討しました。
候補①デロンギ パングルメ ベーカリー & コンベクションオーブンEOB2071J-5W
パンが焼ける、という煽り文句がついていますが、この「パンが焼ける」というのはパンをこねて焼いてくれるホームベーカリー機能が搭載されているんです。すごい!
最初にトースターの買い替えを検討したときは「焼きたてのパンが食べられる!」「ホームベーカリーも欲しかったし!」と、この機種が第一候補でした。
ただ夫の意見として
「今までダイヤル一つでパンを焼いていたので簡単操作で(トースターとして)食パンを焼きたい」
という要望があったので、トースター機能がないこちらは敢えなく候補外となりました…
ホームベーカリーはそれはそれとして欲しい。
候補②クイジナート(Cuisinart) エアフライ オーブントースター TOA-38/ビタントニオ VOT-100
見た目がカッコよくて「これもいいね〜」なんて言ってたんですが、同時に焼けるパンが2枚だったことで落選。
家族同時に朝ご飯スタートさせたいんで3枚以上焼けることが最低条件でした。
候補③アラジン Aladdin AET-GP14B グラファイトグリル&トースター
ずっっっと、この機種の発売からトースターを買い替えるならこれがいい!と思ってたんですが…
一般的なトースターのように扉を引くと中のものが取りやすいように台が手前に動いてくれるタイプではなく、これが夫の心に響いてくれませんでした。笑
トースター機能自体も焼くのにちょっとコツがいりそうで、まずはパンを簡単に焼けること、という要件を満たさなかったため候補外に。
日立(HITACHI)コンベクションオーブントースター HMO-F300
TSF61Aを購入する直前に発見し、最後まで迷いました。
機能は低温調理なども含めてTSF61Aとほぼ同等で、庫内寸法は日立の方が大きくゆったりしています。
日立の方が家電メーカーとしては名が通っているので安心面で考えたら捨てがたかったんですが…
最後まで迷って迷って最終的にTSF61Aを選んだ決定打は外側のデザインでした。
なんというか…日本の家電らしいデザインというか(悪い意味で)。
もう少し全体のデザインがスタイリッシュだったら間違いなく日立にしていました。
購入した感想
最初はトースターばかり使っていましたが、試しにオーブンも使ってみたらとても使いやすい!
コンベクションオーブンはトースターに比べて価格帯が少し上になりますが、このテスコムのコンベクションオーブンはなんと言っても本体価格も抑えられていて、この価格帯でここまでできていいの?という感想です。
ドライフルーツも作ってみましたが、痛む寸前のフルーツを薄くスライスして低温乾燥にかけて仕舞えばドライフルーツに!しかも味が凝縮されて美味しい!
これはハマりそうです…強いて言えばフルーツを薄く切るのが1番難しい。笑
調理器具が新しくなると嬉しくなりますが、思った以上の仕事をしてくれるとテンション爆上がりしますね。
おせちの伊達巻も今年はこのオーブンで焼きましたよ!
トースターだけの時はパンを焼く以外にトースターで何かを作ろうとはあまり思いませんでしたが、これからは普段の料理に(大したものは作らないけど)活用したいなと思ってます。