このサイトと管理人について
1LDK LIFE のこと、これまでのこと
こんにちは。
1LDK LIFE (ワンエルディーケーライフ) を運営している AYA (アヤ) です。
共働き夫婦と子ども1人の3人で40㎡・1LDKのアパートに暮らしています。
このサイトでは、かつて「汚部屋」だった我が家を少しずつ整えていった過程と、暮らしを見つめ直す中で感じたこと、日々のことなどをありのまま綴っています。
このサイトのこれまでのこと
このブログは、もともと 2013年4月から2017年10月まで FC2ブログで運営していました。
当時は「1LDK、3人暮らし」というサイト名です。
後に記しますが、夫がうつ病になったことからこのブログは始まりました。
当時は夫のうつ病のこと、そしてそれをきっかけに始めた片づけや整理収納の記録を書いていました。
部屋を整えることが、少しでもうつ病の回復の助けになれば。
その記録を綴っていったことが、このブログの原点です。
夫は現在は回復し、時間とともに暮らしも変わり、このブログのテーマも少しずつ広がっていきました。
最初は「汚部屋を片づける」ことが中心でしたが、次第に「暮らしをどう楽しむか」「どう心地よく生きるか」を書いていくことも増えました。
そして 2021年11月18日、ブログ名を 「1LDK、3人暮らし。」から「1LDK LIFE」へ変更しました。
「1LDK」は、コンパクトでありながら暮らしに必要な機能がすべて揃った間取り。
「LIFE」は、生活や時間、想いを含めた「生きること」そのもの。
このサイト名には、私の小さな願いを込めています。
「どんな間取りでも、暮らし方次第で居心地は変えられる」
広さでも、設備でもなく、「どう暮らすか」で心地よさは変えられるし、その変化は心にも影響を与えます。
たとえ限られた空間でも、自分と家族に合った形で暮らしを整えれば、日常は少しずつ変えられる。
1LDK LIFE は、そんな「暮らしと心を整える過程」を記録する場所。
今は家族の暮らしだけでなく、自分の心の変化や気づき、暮らしの中で感じたことや、自分らしい時間の重ね方についても書いています。
夫のうつ病から始まった、暮らしの見直し
今でこそ落ち着いた空間で過ごしていますが、我が家、このブログのスタート地点は「汚部屋」でした。
毎日仕事に追われ、子育てに追われ、気づけば部屋の中はモノであふれていました。
「片づけなきゃ」と思いながらも、疲れているからとか理由を付け、そしてなによりもモノの多さに吞まれて、何から手をつけていいかわからないままモノはあふれるばかり。
そんなある日、夫が出勤できなくなり、うつ病と診断されました。
何かできることはないかと模索していた時、ある本の中で「うつ病になると片づけられなくなる」という一文を読みました。
私はそれを逆に「部屋が汚いと、うつ病になる(のかもしれない)」と思い込んでしまったのです。
不安と焦りが入り混じった中で、私は必死に片づけを始めました。
「部屋を整えたら、夫の気持ちも少し楽になるかもしれない」
そんな一心でした。
部屋を片付けるにあたっての良い動機ではありません。
けれど、その思い込みが私の人生を大きく変えました。
そして部屋を整えていくうちに、気づけば私自身の心も少しずつ整っていったのだと思います。
40㎡・1LDKの空間で見つけた暮らしの形
私たちの暮らすアパートは、40平方メートルの1LDK(リビングダイニング+寝室)。
決して広くはありません。
けれど限られた空間だからこそ、モノと向き合うきっかけがたくさんあります。
ひとつ増やせば、どこかを見直さなければならない。
足し引きの必要な暮らしの中で、自然と「モノを手放すこと」を考えるようになり、「モノを持つこと」に慎重になりました。
狭さを受け入れたとき、暮らしは軽くなりました。
そしてどんな間取りでも、整え方次第で心地よく暮らせることに気付きました。
片づけを通して気づいたこと
最初のころは、ただ「部屋をきれいにしなければ」という一心でした。
けれど続けていくうちに、片づけは「見た目を整える作業」ではなく、自分の暮らしや考え方、価値観を見直す行為だと気づきました。
「なぜこれを持っているのか?」
「いつから使っていないのか?」
「本当に必要なのか?」
モノと向き合うたびに、心の中にある不安や執着と向き合うことになります。
ひとつひとつを選び直すうちに、片づけは「自分を見つめ直す時間」に変わっていきました。
部屋を整えることは、自分を整えること。
片付けは、目に見えない「心の中の散らかり」を片づけることでもありました。
共働きでも「無理せず整う」仕組みづくり
我が家は共働き家庭です。
帰宅すれば家事、食事の準備、洗濯、片づけ…時間はあっという間に過ぎてしまいます。
だからこそ、「頑張らなくても整う仕組み」をつくることを意識しています。
- 家族全員が片づけやすい収納の工夫
- 時短家事につながる生活アイテムの選び方
- 掃除や片づけをラクにする動線設計
特別なルールではなく、「日常の小さな工夫」の積み重ね。
今は当たり前に過ごしていますが、当時を考えると暮らしは驚くほど変わりました。
見栄えよりも、続けられることを大切に
SNSでは、完璧に整った部屋や映える暮らしがたくさん紹介されています。
けれど、現実はそうはいかないのは自分が一番よくわかっています。
現実の暮らしはもっとゆるやかで、不完全です。
でも、掃除が追いつかない日があっても、散らかったリビングを見て落ち込む日があっても、それは「ちゃんと暮らしている証」だと思っています。
このサイトでは、そんな暮らしのリアルを大切に、日々の変化や工夫の記録を残しています
上手くいったことだけでなく、失敗や迷いも含めて書き残していくことで、同じように悩む誰かの安心につながれば。
それが1LDK LIFEを続ける理由です。
このサイトで発信していること
1LDK LIFE では、次のようなテーマを中心に記事を書いています。
- 汚部屋が片付くまでの記録
- 40㎡・1LDKで快適に暮らす収納術
- インテリアの工夫
- 共働きでも続けられる家事の仕組みづくり
- 暮らしの考え方
- 日々の気づきや小さな変化の記録
役立つ情報だけでなく、読んだ人の気持ちが少し軽くなればいいな、という思いで、ひとつひとつの記事を書いています。
誰かの暮らしを真似るのではなく、自分の暮らしを見つめる
このサイトの目的は、「自分の暮らしを見直すきっかけ」をつくること。
世の中にたくさん紹介されている素敵な暮らしも憧れますが、まずは自分のありのままと向き合って、時分だったらどうしたら暮らしやすいかを常に考えています。
理想と現実の間で揺れる毎日の中で、少しずつ、心地よさを積み重ねていく。
誰かの真似より自分に合ったスタイルを模索する、そんな暮らし方の方がきっと長く続けられると思うのです。
最後に ― 暮らしは、変えようと思った瞬間から変わる
「1LDK LIFE」は、特別なノウハウを持つ人間のサイトではありません。
かつて汚部屋で生活していたひとりの主婦が暮らしを立て直していった、ありのままの記録です。
そして夫のうつ病をきっかけに、「部屋が汚いと人は病むのかもしれない」と思い込んだことから始まった私の片づけ。
でもその思い込みこそが、この部屋が変わるきっかけになりました。
部屋を整えることで、心が整い、心が整うことで、また部屋を整えたくなる。
暮らしは一気に変わらなくても、今日ひとつ片づけるだけで、明日は少し軽くなります。
このサイトが、同じように小さな一歩を探している誰かに寄り添える存在になれたら嬉しいです。
AYA













